9年ほど前に,虹をいろいろ調べたことがあります。そのひとつとして水滴のモデルをコンピューターの中につくり,赤緑青の光の三原色について,光線追跡をしてみました。2つの虹や色のならび,2つの虹の間の暗い部分が,幾何光学の手法で完全に再現できました。
しかし,虹をもっと観察すると,明るい虹の紫のさらに内側に,緑から紫にかけての帯が数層見えるのです。これがなぜ見られるのか私はまだ分かりません。どなたかどうぞ教えて下さい。
(この問に対して,理科教育メーリングリストの方々から貴重な情報,御意見をいただきました。詳しくはそちらをご覧下さい。また過剰虹に関する私のイラスト等はここを御覧下さい。)